9月10日の試験のポイント

15歳ほど年下の庶務さん(女性)に受験を勧めてみたところ、次回の3月を目標に受験してくれるというので、自分の感じたポイントを覚書としてここにアップ。

①借方(かりかた)と貸方(かしかた)、色々な費目が借方なのか貸方なのかを理解しておく
②過去5年間に出てきた仕訳はできるようにしておく(レアなものは飛ばしても良いかも)
当座預金と当座借越の支払いの仕訳
建設仮勘定、営業外支払手形となる場合の理解と仕訳
仮受消費税、仮払消費税、未払消費税、未収消費税の計算と仕訳
機械装置などの累計原価償却と簿価の計算、売却時の利益又は損失の計算と仕訳
社債、有価証券、投資有価証券の識別と仕訳
貸倒引当金、貸倒損失の計上の理解と仕訳
他にもいくつかあったかも。

③穴埋め問題
銀行勘定調整表の計算
製品単価の先入れ先出し時の原価発生、平均移動単価の計算と原価発生の算出
本店支店勘定、本店管轄支店間勘定
工事進行基準の完成工事未収入金、完成工事高、完成工事原価、未成工事支出金の計算
資本金と利益/資本準備金と配当金の関係と金額の計算

③原価種別の理解
個別原価計算、総合原価計算、総原価計算、形態別原価計算、工種別原価計算の理解
文章に書いてある原価の話がどの原価計算か、回答できること

④工事間接費の計算と部門費計算
工事間接費の予定配賦率、予定配賦額、配賦差異の計算
部門費計算の直接配賦法、階梯式配賦法、相互配賦法、
*言葉で書くと難しそうですが、慣れればさほどでもないです。

⑤原価の基礎的分類基準の振り分けができること
発生形態別分類
作業機能別分類
計算対象との関連性分類
操業度との関連性分類

⑥精算表の問題は、与えられた課題に対し精算表を入力し、完成工事原価、損益の計算ができるようにする。
*コツをつかんで慣れればある程度の得点は確保できます。

直近5年間の過去問を解き、分からないところや間違えたところをネットやテキスト等を見て勉強すれば合格ラインの70点には達すると思います。
試験直前の今年の9月上旬にアップされた、YOUTUBEの「みんなが苦手」シリーズは参考になりました。

2級に合格すると「次はぜひ1級を」と言われるのですが、全然専門外ですし、科目数は1科目から3科目に増えるし、ハードルはかなり高そうなので、この資格に関しては2級でやめておこうと思います。